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4月29日(土)活動報告 

 深夜3時半発のクウェート航空KU414便に乗り込む。7時間半のフライトの後、早朝6時45分にクウェートに到着した。大使館の大木大使の出迎えを受ける。車で約20分ほどで市内のホテルに到着。市内への道路ではレクサスやメルセデス等の高級車がたくさん走っておりクウェートが非常に潤っている様子がみてとれた。

 ホテルに7時半に到着し休憩する間もなく直ちにスーツに着替えて商工省へ出発、最初のアポイントは朝8時のザルザラー商工大臣だ。日本とクウェートの二国間におけるエネルギー関係を中心とした緊密な関係、日本とクウェートを含めた湾岸協力会議諸国(GCC)とのFTA交渉について、環境や教育といった分野での日本の更なるクウェートへの協力、クウェートでビジネスに取り組む日系企業への課税問題等の投資・事業環境面での改善要望といった近年の動向を中心に意見交換。ザルザラー商工大臣からは日本の先進技術による協力について非常に高い期待を持っている旨の話がうかがえた。

ザルザラー商工大臣


 その後通信省へ。シャッティ通信大臣と会見、通信大臣の所管は通信と交通。携帯電話サービス等のIT分野や鉄道や地下鉄、空港、港湾等の公共交通インフラ面での両国間の協力について意見交換を行った。シャッティ大臣はノートパソコンはソニーのバイオを使い、公用ではレクサス、個人使用ではトヨタのプラドに乗っているなど日本製品を高く評価してくれている。

シャッティ通信大臣


 通信省を出て、ブルガン油田へ向かう。ブルガン油田はクウェート最大、世界でも2番目の埋蔵量を誇る大油田で、現在でも原油が自噴する生産が容易な油田である。究極可採埋蔵量は油が約750億バレルと推計されている。イラクの侵攻を受けた際に火を着けられ、施設を破壊された影響からピーク時からは生産が減少したようだ。施設内の展示館、オイルレーク(湾岸戦争の際に噴出してしまった油でできた水たまり)、イラクにより破壊された施設の残骸、操業管理施設、「クリスマスツリー」と呼ばれる油を地下から引き上げて採取する施設を見学した。

ブルガン油田


 油田のイメージは大きなやぐらや、油を汲み上げるためのポンプだが、この油田は自噴するので量を調節するための「クリスマスツリー」が広い範囲に点在し、比較的細いパイプで操業所に送られている。1バレルあたりの生産コストが0.4ドルときわめて低い理由が良く理解できた。

ブルガン油田


 その後、市内に戻りレバノン料理の昼食をとり、ホテルへ戻り少々休憩、日本を出発して40時間たっていたがやっとシャワーを浴びることができた。長い一日はまだまだ続く。

 午後、少し時間があったので戦争記念博物館へ。イラクのクウェート侵攻の様子が展示されていた。サダム・フセインの悪行を再確認。

戦争記念博物館


 その後淡水化された貯水タンクのあるクウェートタワーを視察し、市内を一望した。

クウェートタワー


 バゼル国民議会議員の招待を受けて自宅へ。デュワニエと呼ばれる夕方の懇談会に出席させていただく。デュワニエとは夕方に友人・知人を自宅に招待し応接間やオープンテラスでお茶を飲みながら懇談する風習で湾岸諸国の中でもクウェートだけで行われているとのこと。クウェート人の非常にオープンな気質によるものでクウェート人はこの風習を大変誇りにしているようだ。

バゼル議員


 大使館にて大木大使と日本とクウェート、GCC諸国関係等について懇談してホテルに戻り就寝。日本で金曜日の朝から通算して46時間。いつもにも増してハードな日程だった。

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