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8月17日(木) 活動報告 

 今日はまず、COCHILCO(チリ銅委員会)へ。ティテルマンCOCHILCO副総裁と会見。COCHILCOは、チリ政府の中にあって技術集団としての独立的地位を有しており、鉱業省に対して銅など鉱物の現状分析や将来展望を提言する組織である。ティテル副総裁とは銅価格が非常に高い水準で推移しているなど市場見通しに対する認識やチリのロイヤルティ(鉱業特別税)などの鉱業法制度運営、投資環境に対する認識、銅市場の国際統計などの整備を行う国際銅研究会における協力関係、COCHILCOと日本のJOGMEC間での情報交換会等の緊密な関係の維持・発展について意見交換。同行の朝日鉱物資源課長は国際銅研究会の総会議長も務めている。


 次のアポとの間の時間を利用して市内高台にある公園へ。小泉総理のチリ訪問の際に植樹をした日本庭園があった。残念ながらサンチャゴは、盆地であるために年中スモッグで曇っている。日本の環境技術協力が必要かもしれない。遠くに見えるアンデスの山々をバックにしたサンチアゴの市街全景を眺める。その後鉱業エネルギー省へ。ポニアチック鉱業エネルギー大臣を表敬。チリの現政権は大統領も含め、閣僚20名のうち10名が女性とのことだがポニアチック氏も国際的なビジネス経験を持つ女性大臣で、エネルギッシュで非常に聡明な印象。大臣は日本企業の積極的な投資、日本とチリの鉱業・エネルギー分野でのジョイントベンチャーについて強い期待を示していた。両国の経済関係を緊密化する上でのFTA・EPA締結の可能性、そのほか鉱業用水不足が課題のチリにおける海水淡水化プラント造成等の環境技術協力などについても日本の高い技術力を宣伝しつつ意見交換。


 午後1時半より小川大使にお招きをいただき、市内の中央市場内のレストランにて昼食。新鮮な蟹やエビ、ウニなどを醤油とわさびで食べた。その後市内の中心部で大聖堂を訪問。街中のマーケットでチリとアフガニスタンでしか採れないラピスラズリのカフスを購入。大使館でしばし大使と懇談。チリの地図では南極大陸の4分の1がチリ領土になっていることを知る。午後4時半からアレジャーノCODELCO(チリ銅公社)総裁を表敬。昨日にチュキカマタ鉱山を視察させて頂き、鉱山経営をうまくマネージしている同社の運営能力、技術力の高さを確認した旨を伝えるとともに、CODELCOの中長期の経営戦略についてお話を伺った。増産計画が進行中でグループ全体での年産170~180万トンの現状を10~15年後には年産250万トンに引き上げる予定とのこと。同社は銅に加えて、副産物として産出されるモリブデンの40%を日本に輸出している。鉱山でのストライキ等の労使問題などの諸課題への対処等幅広く意見交換。日鉱金属とバイオテクノロジーのジョイントベンチャーを持っており、NTTと鉱山内の遠隔作業やモニタリングの共同事業を行っているとのことで、今後も日本との幅広い協力には極めて前向きの印象だった。その後午後7時から小川大使主催の夕食会のお招きにあずかる。元国会議員である小川大使とチリ情勢の話のみならず日本の政治談義などで盛り上がった。本当はこの9月で帰任の予定だったが、FTAの交渉などもあり年内は在任されるとのこと。夜9時半頃ホテルに戻る。今日はスムーズにネットに接続。


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