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5月6日(土)・7日(日)活動報告 

 決まらないアポイントが入る可能性があり、朝8時から待機。アラブ流も慣れてきた。結局朝10時にホテルを出発しドバイ中心部の巨大ショッピングセンターであるシティ・センターへ。

 最初のアポはドバイ最大財閥であるアル・フッタイムグループのマージド・アル・フタイム会長と会談。フッタイム会長は不動産開発、大型ハイパーマーケットを中心に事業を展開している。ドバイが中東地域のみならずアフリカ・アジアへのゲートウェイとしての機能を持った拠点として当地のビジネスの現状、注目している分野、ドバイの優位性などにいて、また日系企業が心がけるべき点等について話を伺った。

フタイム会長


 その後、クリークと呼ばれる細長い入り江に浮かぶダウ船(湾岸諸国、アフリカを中心として近隣諸国とを結ぶ木造の貿易船)が繋留している様子をみた後、12時よりドバイ商工会議所へ。オベイド・フメイド・アル・ターイル商工会議所会頭と会談。02年に就航したドバイ-大阪間の直行便が好調に推移していること、昨年12月のドバイ・大阪パートナーシップフォーラムが成功裏に行われたが日本企業のビジネス発掘ツールとして大きな意義があること、椰子の木のデザインの人工埋立地ジュメイラ・パームプロジェクトや保税区のジュベル・アリフリーゾーンの拡張などドバイでは多くのプロジェクトが進んでいて非常にエキサイトであることなど申し上げた。会頭のドバイでのビジネス環境についての意見など伺うとともに、環境技術や中小企業育成における日本の協力の可能性についても意見交換を行った。

ターイル商工会会頭


 昼食の後にジュメイラ地区へ。大成建設の菅原シニアマネージャー、田村プロジェクトディレクターにご案内頂きパーム・ジェメイラプロジェクトを視察した。パーム・ジュメイラプロジェクトは政府出資のナヒール社が手がけているものでマンション約850室、ビラ約2000戸、約40のホテルが並ぶ予定であるという、直径5キロメートルの椰子の木状の埋立地開発地区で総事業費約5000億円と非常に壮大な計画だ。大成建設は同プロジェクトにおいて海底トンネル造成を担当している。ナヒール社に実績を認められ同プロジェクトのほかドバイ市内の300数十メートルの超高層ビル建設やアフリカのジプチにおけるポートオーソリティの事業を請け負っているそうだ。「地図に残る仕事」として頑張っておられる。ナヒール社はパームプロジェクトを他に3件手掛けるなど、5兆円規模の開発プロジェクトに関わっているそうだ。

ジュメイラ地区視察


 その後、人工スキー場に隣接しているモール・オブ・エミレーツを視察。地元の市内からはもちろんアブダビや湾岸諸国、ロシア等から多くの観光・買い物客でにぎわっている。人工スキー場は外見はさながら日本の船橋のザウスのようで全長400メートル。ショッピングモールから中のスキー場の様子を眺めることできる。

 その後ワールド・シティのドラゴン・マートへ。約3000社の中国企業が出展している巨大な卸売市場。これもナヒール社が手がけているとのこと。有名ブランドのコピー製品を含め衣服や生活用品、家具、砂漠用のバギーバイクなどのブースが延々と続き全長2キロ。ドバイは全て規模がでかい。

ドラゴンマート


 その後中古車市場を視察。ドバイはニュージーランド、ロシア・サハリンと並んで日本の中古車の3大仕向先の一つだそうだ。パキスタン人のバイヤーが存在感があるとのこと。一目で日本から来たとわかる「~建設」やら「~幼稚園スクールバス」、さらには「東京消防庁救急車」まで。トヨタランドクルーザーやRAV4などの4駈車もたくさん並べられていた。ここで湾岸諸国、アフリカのバイヤーが買いつけ再輸出するそうだ。主に右ハンドル国を中心に輸出されるとのことだが、右ハンドルを左ハンドルに改造する業者もいるとのこと。数千台は間違いないが、一体何台の中古車が並んでいるのか見当もつかないほど大きい。手狭になったため、数倍の規模になるとのこと。

中古車市場


 その後市内のゴールドスークとよばれる貴金属マーケットへ。貴金属の小売店が延々とならんでいた。多くの商品はインドで加工される。そのほか電気用品や自動車関連機器などの店が並ぶ地域なども車から見てまわった。これらの地域は数十年前から栄えているそうで、日本企業もまずドバイに新製品を投入して様子を見るらしい。ドバイが古くから中東、アフリカのゲートウェイであることを実感。

貴金属マーケット


 今回の中東出張の最後の夜は空港近くのレバノン料理のレストランへ。12時近くまで長居してドバイ国際空港へ。深夜2時25分のエミレーツ航空EK322ソウル行きのフライトに乗り込み、ソウルで2時間の待ち合わせ。18時10分JAL954便で成田へ。今回の出張はGWをいっぱいに使ったことから休みなくなってしまったが中東の情勢について一層の理解を深めることができたこと、我が国と中東湾岸諸国との協力の余地は大きく、また彼らの日本への期待は大きいことが確認できたという点で大きな意義があった。7泊10日(機中泊2日)の日程で訪問国は経由国も含めて延べ8カ国、諸外国要人との懇談は12件、視察・訪問先は17件。疲れた。
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