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7月27日(木) 活動報告 

 朝7時20分より一階ビュッフェで朝食をとりながら同行スタッフと事前の打ち合わせをする。今日はホテルで一日中会議の予定が組まれている。

 8時過ぎにホテル内の会議棟へ移動、8時半より今回のエネルギー大臣会合の13カ国の出席大臣と共に、ホスト国であるラオスのプアゾーン首相と会見をした。プアゾーン首相とは翌日に改めてバイ(二者)会談を行う予定。


 その後9時より大ホールの会場に移りオープニングセレモニー、メンバー国の出席大臣とともに壇上に上がる。


 10時よりリー・ウォングル・韓国産業資源部エネルギー担当次官とのバイ会談を実施。中国が本年10月に開催を提案している日中韓米印による石油消費5カ国円卓会議について、またIEAの事務局長選に日本から候補者を擁立することについての支援依頼、日本の新・国家エネルギー戦略の紹介等を行うとともに日韓のエネルギー協力について意見交換をした。日本と韓国はエネルギーの消費国で海外依存が強くエネルギーの需給構造も非常に似通っていることから供給国との安定的な関係構築などの面でも協力できる可能性は大きい。


 会談の合間にマレーシアやシンガポールの大臣と日本の政局について雑談。ポスト小泉の行方はアジア各国においても関心が高いのを実感。

 11時50分より陳徳銘・中国国家発展改革委員会常務副主任とのバイ会談を実施。日中の省エネや石炭のクリーンな活用等の面での協力について、中国での大規模な原子力発電所新規建設の協力について、アメリカ主導で立ち上げられたアジア太平洋パートナーシップ(APP)や中国が提案を開催している石油消費5カ国協議についても議論。東シナ海の油ガス田についても意見交換。こちらの立場ははっきりと伝えたが、本国政府にどこまで伝わるかは微妙。いずれにしても継続的な意見交換が大事。


 ホテル内の中華レストランで昼食をとった後に(横田企画官の配慮で、昨晩とはまったく違った趣きに)、午後2時よりいよいよASEAN+3のエネルギー大臣会合がスタート。ASEAN+3地域はエネルギー需要が急増しており、世界のエネルギー受給に大きな影響を与えている。この地域のエネルギー大臣が一同に会し、省エネ、石油備蓄、再生可能エネルギーの重要性について共通の認識を持ち協力体制をつくっていくことは重要だ。会議は3時間にわたり各国から活発に意見が出された。出番は4回。冒頭、共同議長の一人として挨拶。次にIEA(国際エネルギー機構)のマンディル事務局長のプレゼンに対するコメント。さらにメインの議論で東アジアが直面するエネルギー事情について演説。日本を代表して三つの点を強調して発言、第一にアジア地域のエネルギー問題解決のためには省エネの推進が重要であり、先般日本が策定した新・国家エネルギー戦略の重要な柱であるアジア省エネプログラムを紹介しIEA(国際エネルギー機構)における省エネ指標の策定意義を強調、第二に緊急時対策としての石油備蓄の重要性を指摘し、ASEANにおける石油備蓄導入に対する支援姿勢を表明、第三に石油代替エネルギーとしての再生可能エネルギーの重要性を強調し先般導入した新エネ研修プログラムを紹介、いずれも本会議結果としての議長声明文に盛り込まれた。最後に共同議長の一人として総括のコメント。出番が多くて疲れたが、この地域における日本への期待の表れと思えば納得。

会議が終了してすぐに午後5時過ぎから ダウ・ジョーンズ社の記者から取材を受けた。今日の会議での議論の様子、日中のエネルギー協力について、日本からASEAN諸国へのエネルギー協力、アジアの資源主要供給国であるインドネシアとの関係、日本の石油中東依存からの脱却、原油価格高騰の先行き見通し等について尋ねられた。ついでに東シナ海の油ガス田問題についてしつこく尋ねられたが、記者は中国出身だった。


 夜は7時半からホスト国であるラオスの鉱業省主催のディナーに出席、各国代表はラオスの民俗服を揃って着用して参加、突然冒頭でのスピーチを依頼される。ディナーでは民俗舞踊や音楽の披露がありなかなか盛り上がった。となりに座ったインドネシアの大臣とは明日の早朝にバイ会談が予定されており、良い感じで準備会談ができた。

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